3月29日、「住みたい」「買いたい」既存住宅の流通促進に寄与する事業者団体の登録制度(=『安心R住宅(仮称)』)(案)に対する意見の募集(パブリックコメント)について公示されています(締切日:4月28日)。

 

同日付国土交通省発表文(「「住みたい」「買いたい」既存住宅の流通促進に寄与する事業者団体の登録制度(=『安心R住宅(仮称)』)(案)に対する意見の募集について」)添付資料(「「住みたい」「買いたい」既存住宅の流通促進に寄与する事業者団体の登録制度(=『安心R住宅(仮称)』)(案)について」)によると、まず、この制度の目的は、

不安・汚い・わからないといった従来のいわゆる「中古住宅」のマイナスイメージを払拭 し、消費者が安心して購入するための基礎的な要件を備えた、「住みたい」「買いたい」既存住宅の流通促進に寄与する事業者団体の登録制度(=『安心R住宅(仮称)』)の創設を通じて、既存住宅流通市場の活性化を図る

ことにあります。

 

そして、制度の具体的な内容に関して、まず対象となる住宅については、以下の要件を満たす必要があるとされています。

1.「不安」の払拭

(1)耐震性を有すること。

(2)建物状況調査(インスペクション)を実施し、構造上の不具合及び雨漏りが認められず、購入予定者の求めに応じて既存住宅売買瑕疵保険を付保できる用意がなされているものであること。

2.「汚い」イメージの払拭

(1)事業者団体毎にリフォームの基準を定め、基準に合致したリフォームを実施し、従来の既存住宅の「汚い」イメージが払拭されていること。リフォームを実施していない場合は、参考価格を含むリフォームプランの情報を付すこと。

(2)外装、主たる内装、水廻りの現況の写真等を情報提供すること。

3.「わからない」イメージの払拭

下記について情報収集を行い、広告時点において情報の有無等を開示のうえ、購入検討者の求めに応じて詳細情報の開示を行うこと。

 

また、対象となる住宅を提供する事業者団体の要件等に関しては、以下の内容が検討されています。

1.団体の要件

団体において、事業に取り組み、会員の管理が適切になされるよう、一般社団法人等とする。

2.団体の業務

登録を受ける団体は、構成員の状況について把握するとともに、以下に掲げる業務を行うものとする。

(1)リフォームの基準の設定
従来の既存住宅の「汚い」イメージの払拭に資するリフォームの基準を定める。

(2)事業者が守るべきルールの設定
商標の使用に関して事業者が守るべきルールを定める。

(3)事業者の審査、指導、監督
商標の使用を希望する事業者に対して審査・許可し、指導、監督※8を行う。

(4)相談業務

購入検討者等が相談できる窓口を設置し、本制度に係る相談業務を行う。

(5)運営状況等の報告
商標付与の実績等の制度の運営状況及びその評価等について、定期的に国へ報告する。

 

その他、本件の詳細につきましては、後掲参考サイトをご覧下さい。

 

参考

  • ”「住みたい」「買いたい」既存住宅の流通促進に寄与する事業者団体の登録制度(=『安心R住宅(仮称)』)(案)に対する意見の募集について”、e-gov、http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155170709&Mode=0